2007年05月06日

シンクロニシティ(12)

前回は、フリーランスSEの営業について書いた。

今回は報酬面について。

シンクロニシティ(11)参照

フリーランスとして仕事を取るようになると、収入はサラリーマンの頃よりは確実にあがる。

単純に収入だけで考えると、1.5倍から2倍にはなるだろう。
交渉できるようになれば、もっとあげることも可能だ。

フリーランスは、すべてが自己責任。

仕事を取るのも、スキルをあげるのも、病気や怪我で仕事ができなくなったときの対応も、
すべて自分自身で考えて対処しなければならない。

会社に所属してると、営業チームが仕事を取ってくれて、勉強のために講座も受講させてもらい、
病気になっても有給休暇がある。長期で病気となっても、会社に守られてることが多い。

自分で自分を守る必要があるため、その分、収入も増えることになる。

忘れてはならないのは、所得税などの税金関係。

サラリーマンのときは、源泉徴収として会社が給与を支払うときに差し引いてくれるが、
フリーランスになると自分で計算して支払う必要がある。

支払うのは年に1回。

確定申告と言うやつだ。

年間所得の10%程度になる場合もあるので、意識してないと突然何十万の支出を
請求されることもあるので注意が必要だ。

意識してれば、節税することも可能だ。

システムエンジニアという職種は、仕入れもなければ材料費などもない。

経費に回す費用が少ないということは、ほとんどが利益となってしまい、税金の額も上がる。

フリーランスといえども、節税対策は必要なのである。

確定申告は調べてやってみるとそれほど難しくはない。
やったことないから知らないだけである。

今はWeb上に入力するだけで書類ができあがるサービスもあるので楽々だ。

フリーランスの節税対策といえば、使った費用が個人的なのか業務的なのかに使ったものか、
ギリギリのものを如何に必要経費を計上できるかがカギとなる。

自宅兼事務所なら家賃の何割かを計上できるし、光熱費なども何割か計上できる。

業務で使うパソコンや移動で使うバイクや車なども計上。

保険の種類によっては、保険料として支払う金額を丸ごと経費にできる場合もある。

こうやって考えると、実際の仕事以外に考えることも多くなるが、
やるのとやらないのでは、大きな違いが出てくるので意識してた方がいいだろう。

次回に、報酬をUPする方法について書こうと思う。

飽くまでも私が行った方法であって、誰でもうまくいくというわけではないことを付け加えるが・・・。

・・・つづく。

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Posted by AZAMA at 15:00│Comments(3)マインド
この記事へのコメント

「税金は自分で払わないといけない」
これが一番の強みですね。サラリーマン
だと・・自分でこの部分を節税(操作)する
ことが中々難しいですもんね^^

あとは・・基本の契約に基づく条項を・・・
きちんとクライアント先と整理しておけば・・
(確かに全てが自己責任ですが)・・全てを
自分の「力」で操作できる土壌が手に入り
やすいですし・・・まさしく・・金持ち父さん・
貧乏父さんの世界ですね(^^)
Posted by TONY at 2007年05月07日 04:20

TONYさん、知らないと損する世界ですね。
税金に限らず、行政のいろんな制度は、弱者のためにあるのではなく、
それを知ってる者のためにあるってのと似てますね。

私もまだまだ知らないことだらけですが・・・。(^^;
Posted by 安座間 徹 at 2007年05月07日 04:39

本当におしゃられる通りだと思います。
特に行政の制度は「申請」をしなければ・・・
使えないものが沢山ですから、そのもの
を自分から見つけ出せる力が必要ですもんね。

「無知がゆえに・・そちら側を選択する」
こんな損なことは・・絶対にしない方がいいとは
思うのですが・・自分もまだまだ勉強不足です(苦笑)
Posted by TONY at 2007年05月07日 06:07
 
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